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<書籍レビュー>金持ち父さん 貧乏父さん<読んでみた感想と内容まとめ>

皆さん、こんにちは。先日、今更ながらに、金持ち父さん 貧乏父さんを読んだ雪井(@yukii_blog)です。今回は金持ち父さん 貧乏父さんを読んだ感想・書籍レビュー記事をまとめていこうかと思います。

これから、金持ち父さん 貧乏父さんを読んでみようかと思っている方、購入してみようかと思っている方、買う気はないけどどんな内容が書かれているのか気になる方(笑)等々、皆さんの参考になれば幸いです♪

あらすじ、ネタバレを含みますので、もし一切内容を知りたくないという方は、ここで引き返して暇つぶしに雪井体験記シリーズでも読んでみてくださいな。

※僕が読んだのは、旧版ですが、今は改定版が出てるみたいです。改訂版読めば良かったです(笑)

雪井

金持ち父さん 貧乏父さん

実は今まで名前だけ知っていて読んだことなかったんですよね!

とても読みやすく、参考になる本でした♪

<レビュー・感想>金持ち父さん 貧乏父さん どんな本だった?

「金持ち父さん 貧乏父さん」 は一言でいうとお金持ちになる方法を書かれた本でした。

読み終わったレビュー・感想として、お金に関する知識を深めるのにとても役立つ良書だったと思います。なにより、スラスラと読むことができとても読みやすい本だなと感じました♪

※実際には作中の金持ち父さんは実在しないと筆者のロバート・キヨサキ氏本人が語っています。つまり本書は作り話、フィクションとなります。もちろん書かれていることは素晴らしいので参考になりますが、間違えるといけないので記載しておきますね。

あらすじ

簡潔にあらすじをご紹介しますね。

初めの導入部ではラットレースを抜け出す必要性が書かれていました。

※ラットレース:働いても働いても一向に資産が溜まらない状態(wikipedia

本書では、筆者が2人の父親、金持ち父さん(友人の父)、貧乏父さん(実父)に教育を受けることになります。主に金持ち父さんの影響で筆者はお金に関する知識・スキル・考え方などを身に着けていきます。金持ち父さんは、実際に働かせる、お金を稼ぐ方法を自分自身で考えさせることで、子供の筆者を教育していきます。筆者は金持ち父さんの教育でお金に関する知識(筆者はこれをファイナンシャルIQと呼んでいます)を身に着けるというものです。

そして、金持ち父さんが教えてくれた6つの教えについて詳しく記載されています。

最後に、実際に実践していく方法についても解説していくという感じですね。

ネタバレ!ズバリお金持ちになる方法とは?

お金持ちになる方法として、筆者は金持ち父さんの6つの教えを挙げています。

具体的には以下の①~⑥です。

①金持ちはお金のためには働かない

②お金の流れの読み方を学ぶ

③自分のビジネスを持つ

④会社を作って節税をする

⑤金持ちはお金を作り出す

⑥お金のためではなく学ぶために働く

本書の中で書かれているお金持ちになる方法とはこの①~⑥の6つになります。

本書の中では、それぞれに例を挙げて説明されています。どれもとても大切な考え方で、③自分のビジネスを持つ、④会社を作って節税する といったことはもちろんすぐにできることではないのですが、実行することでとても大きなメリットが得られます。自分で稼いだ所得額をなるべく全て手取り額にする。ということがとても大切になってくるんですね。

また、自分自身が動く労働者になるより、労働をせずにお金を生んでいく仕組みを作ることが大切と書かれていましたね。

資産と負債の違いを知る

本書の中で書かれていたことで僕がこれは大切だなと思ったこととして資産と負債の違いを知るということでした。

皆さんは、資産といわれるとどんなものを思い浮かべますか?家や土地なんかが浮かんでくるのではないでしょうか。

本書の中では、

資産は、ポケットにお金をいれてくれるもの

負債は、ポケットからお金をとっていくもの

と凄く簡潔に書かれています。

つまり、これに習うと住宅ローンや固定資産税のかかる家や土地といったものは資産ではなく、負債になるというわけです。

逆に資産といえるものは、株、債券、収益不動産、印税などを生む知的財産などが挙げられていましたね。

もちろん、僕個人の考え方としては家や土地を持つということは自分自身の生活を豊かにしていくという意味もあるので良い考えだと思います。しかし、こういった視点でしっかりと資産・負債の違いを知った上で何かを購入するのは大切だと思いましたね。

僕自身は株式投資を行っているので、それによるリターンも良く知っています。自分が働かなくてもお金を生む資産というのはやはりとても大切だなと再認識させられましたね。

自分のビジネスを持つ

本書の中で書かれていることの中で、もう一つ個人的に大切だなと思ったのが、自分のビジネスを持つということです。

現時点でサラリーマンとして働いている僕から一番お金を奪うもの。それは家賃でも光熱費でも食費でもなく、税金、社会保険料、年金です。この税金等をいかに払わないで済むかを考えることがとても大切と書かれていました。

サラリーマンと、自分のビジネスを持っているお金持ち(事業者)のお金の流れの違いで一番大きいのはお金を支払う順番だそうです。サラリーマンの場合は所得から税金などが引かれたものが手取りとして入ってきます。対してお金持ちは所得から経費を引いたものに対して税金がかかり引かれます。つまり税金計算の前に課税所得が小さくなっているんですね。

サラリーマンは①お金を稼ぐ②税金を払う③お金を使う。対してお金持ち(事業者)は①お金を稼ぐ②お金を使う③税金を払う。の順番です。こうすることで、税金は次のように変わります。

サラリーマンの支払う税金= 所得×税金

お金持ち(事業者)の支払う税金= (所得 ー経費)×税金

この差は大きいと感じました。毎月給与明細を見て、所得と手取りの違いに悲しくなっているサラリーマンは僕だけではないはず。きっと共感してもらえる人も多いのではないでしょうか。これを減らせるっていうのはとても大きいことですよね。

僕も今すぐではなくても、いつかは何か自分のビジネスを持ってみたいなと思いました!

残念な点

実はこの「金持ち父さん 貧乏父さん」残念な点が1つだけあります。それは筆者がアメリカに在住している方だということです。当たり前ですが、本書はアメリカの法律、税金、仕組みについて記載・説明されており、節税のためにこの仕組みをうまく利用したりしている部分が多々あります。しかし、日本とアメリカでは法律が違います。

つまり、日本に住んでいる僕たちには利用できない仕組み、節税方法なんかがあるんですよね。なので、節税などを考えると自分自身でもよく調べる必要があります。仕方ないのですが、この1点だけ残念だなと思いましたね。

金持ち父さん 貧乏父さん この本が嫌われる理由

じつは、金持ち父さん貧乏父さんには批判的な意見も多かったりします。その原因となっているのが、アムウェイの詐欺やネット商材の売り込みなどの詐欺に本書が引き合いに出されたり、使用されたりしているからのようです。本書が有名で、なおかつ書かれている事がしっかりしているので、説得力があり詐欺などにも利用されてしまうことがあるのですね。

本書自体はとても参考になることが書かれているのですが、こういった点には注意しておきましょう。

まとめ

今回は、「金持ち父さん 貧乏父さん」について感想を書いてきました。

いかがだったでしょうか。

少しでも参考になったなら幸いです♪

お金について勉強したい人、お金持ちになりたい人にはぜひ読んでみてもらいたい1冊です。

気になった方がいましたら、ぜひ読んでみてくださいね♪

雪井

金持ち父さん 貧乏父さん

とても読みやすい本でした。お金の勉強にもってこいです!

ぜひ読んでみてくださいな♪

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ABOUT ME
雪井
ネットでは 雪井 秀白 の名前で活動中!現在は会社員です。 詳しく知りたい方は プロフィール https://yukiinote.com/2019/03/28/post-9/ からどうぞ