「なかなか終身雇用を守っていくというのは難しい局面に入ってきたのではないかと」
<参考>「終身雇用守るの難しい」トヨタ社長が“限界”発言:yahoo!ニュース
こちら、かの有名なトヨタの豊田社長の言葉です。
この言葉に衝撃を受けた社会人の方も多いのではないでしょうか。
僕、雪井(@yukii_blog)もその一人で思わずつぶやいてしまいました。

今回は、なぜ終身雇用は崩壊してしまうのか。
終身雇用が崩壊していく中で、僕たちはどうしたら良いのかということを考えてみたいと思います。
日本企業の魅力だった終身雇用が終わる。
これからは大企業だから安心とも言っていられない時代になっていくのかもしれませんね!
目次
終身雇用崩壊!なぜ?
なぜ、終身雇用は崩壊に向かってしまったのでしょうか。
理由は簡単で、日本経済が成長していかなくなってしまったからです。
昔の高度経済成長期やバブル経済全盛期の時代なら終身雇用も年功序列も守ることが出来ましたが、現在は
・急激な少子高齢化による労働人口減少
・バブル経済崩壊による賃金の減少
・賃金減少により市場に出回る通貨の減少
他にも数えたらキリがないくらい要因はあるのでしょうが、これらが原因になって経済が成長して行かなくなってしまったのです。
こうなってくると
・役職が高いからと言って、ただお茶を飲んで話しているだけの管理職に高額な給料を払いたくない。
・スキルが同じで生産性も同じなら、若くて給料が安く伸びしろもある若者を雇いたい。
こういった考えが企業に浮かんでくるのは当然のことです。
こうして、終身雇用、年功序列は崩壊に向かっていったのです。
でも、ここからは僕の考えですが今回の終身雇用の崩壊は悪い事ばかりではないと思います。
キチンとスキルや能力、実績のある人が評価されていく社会の方が、これからの若者にとっては絶対生きやすい社会になっていくと思うからです。
終身雇用崩壊の時代に僕たちはどうすべき?

それじゃあ、終身雇用崩壊の時代に僕たちはどうすべきなのでしょうか。
僕が考えるに以下の3つを実践し、
企業依存から自分依存にシフトしていくべきです。
自分自身のスキル・知識を育てる
自分自身のスキル、知識を育てていきましょう。
一つの会社で定年まで働く時代が終わりを告げるなら、別の会社でも生きるスキル、知識を育てていくべきです。
例えば、その会社独自の○○システムについてひたすら詳しくなるよりは、ExcelやWordに詳しくなった方が別の会社でも使える武器になりますよね。
資格、スキル、知識といったものは自分自身の財産なので、会社から解雇されても奪われません。
積極的に自分自身を鍛えていきましょう。
自分の市場価値を上げる経験を積む
自分の市場価値を上げる経験を積むべきです。
例えば、海外出張の経験、自慢できる製品の開発、営業実績などですね。
こういった実績は、今の会社を離れても別の会社で必ず評価されます。
転職を考えた際には、労働市場での自分の価値というものが重要になってきます。
若者の武器はもちろん若さです。
でも残念ながら、長く働き続けることでこの武器はなくなっていきます。
対して転職者の武器は経験とスキルです。
若さの代わりの武器として、労働市場で自分を高く売るために、他社でも役立つ他人に自慢できる実績を積み上げていきましょう。
自分の資産を増やす
自分の資産を増やしましょう。
ここでいう資産とは、あなたを豊かにしてくれる資産のことです。
例えば、株や不動産、収益サイト、などがありますね。
※もちろん、キチンと勉強して詳しくなってから始めるべきですよ!持っていることでお金が減っていってしまうものは資産と呼べません。
これら資産はあなたが働いていなくても、勝手にお金を産んでくれます。
あなたが、解雇された時、あるいは何かの事故で働けなくなった時、きっとあなたを助けてくれます。
少しずつでも労働収入メインから資産収入メインに切り替えていくことが豊かに生きてくために大切だと思います。
このことについては依然ご紹介しているこちらの書籍紹介でも詳しくお話ししているので良かったら読んでみてくださいね。
まとめ
今回は、なぜ終身雇用は崩壊してしまうのか。
終身雇用が崩壊していく中で、僕たちはどうしたら良いのかということを考えてきました。
いかがだったでしょうか。
これからは、自分自身で自分を豊かにしていかなくてはいけません。
大変かもしれませんが、実力が評価される社会です。
1日1日を大切にして頑張っていきたいですね!
自分を育てていきましょうね♪