
皆さんこんにちは。
先日、Word Pressを5.1.1から5.2に更新したらプラグインが使えないトラブルが発生!アイコン会話が出来なくなっていた雪井(@yukii_blog)です。
セキュリティの観点から何も考えず更新したら一気に使いづらくなってしまってホント困りました。

色々なサイト様を参考に、なんとか5.1.1に戻すダウングレードが無事に出来ました。
僕と同じようにWord Pressを最新に更新したらトラブルが起こったとお困りの方に以前のWord Pressに戻す方法(ダウングレード方法)を解説します。
初心者の僕でも簡単に出来たのでぜひ参考にしてみてくださいね。
いや~。ホントに焦った。
ちゃんと、ここに戻ってくることが出来て良かったよ。
ホントだよな~。もう登場できないかと思ったもの。
なんでちゃんと確認してからやらないんだ!!
バックアップはとっておけっていっただろう。
か・ん・が・え・て 行動しろよ~!!!
私が出て来れなくなったらどうするんだ!
……こいつだけ、出てこないように
……なれば良かったのになあ。
※彼らのお話は雪井体験記からどうぞ!
目次
WordPress5.1.1を5.2に更新でトラブル!
僕に起きたトラブルとしては、プラグイン(具体的にはLIQUID SPEECH BALLOONという吹き出しを出すもの)が使用できなくなりました。
ブロックを追加して吹き出しを出そうとするとエラーが出てしまうのです。
ツイッターでは、更新したら画面が真っ白になって更新が出来なくなったなどの不具合にあっている方がおられました。
更新には付き物なのかもしれませんが、トラブル辛いですよね。
早速、解決策として以前のVer.のWord Pressに戻す(ダウングレード方法)を解説します。
簡単なダウングレード方法
バックアップをとる
まずは、必ずバックアップをとりましょう。
基本的には、このバックアップデータを使うことは無いのですが、データを取り扱っている以上、何が起きるか分かりません。
データの復旧を出来るようにしておかないと、もしも不備が起きた時には今まであなたが作った大切なサイトのデータが消えてしまいます。
やり方としてはどんなやり方でも良いのですが、僕の場合は
All-in-One WP Migration というプラグインを使ってバックアップを取っています。
手順も簡単でプラグインをインストールして有効化したら、サイドバーに
All-in-One WP Migrationの項目が出来ていると思います。
このサイドバーから
エクスポートを選択
→ファイルを選択
→ドメイン名(僕の場合はYUKIINOTE.COM)を選択
の順で選ぶだけです。
下の画像を参考にどうぞ。



これで、バックアップができました。
バックアップから復元するときには、同じくサイドバーの
All-in-One WP Migration からインポートを選んで復元できます。
※注意点として、バックアップのデータ容量が多くなると復元が無料ではできなくなるそうです。具体的には512MB以上になると有料。
改めて言いますがダウングレード作業を行うときには、必ず復旧ができるようにバックアップを取ってから作業しましょう。
余談ですが、Word Pressを更新するときにも、どんな方法でも良いので必ずバックアップを取るようにしましょう。
以前のVer.のWord Pressをダウンロード
以前のVer.のWord Pressを以下のサイトからダウンロードしてください。
僕の場合は5.1.1までは問題なく使えていたので5.1.1を選びましたが、ご自身の戻したいVer.を選んでダウンロードしていただければOKです。
ダウンロードしたら、ZIPファイルを解凍します。
解凍したら、早速フォルダの中のwp-contentフォルダを削除します。
もしも戻したいVer.のWordPressフォルダの中に、
wp-config.php、.htaccess、がある場合には、これらも削除します。

上記のフォルダ、ファイルはWord Pressのダウングレード、更新によって変更されないファイルです。
間違って現在のWord Pressのデータを上書きしないようにすぐに削除しておきましょう。
FTPクライアントソフトをインストール
FTPクライアントソフトをインストールしてください。
<参考:FTPとは?>
FTP(File Transfer Protocol)の略。サーバーとクライアント間で、ファイルを送受信する通信の決まりごとのこと。
僕はFFFTPを利用しました。
FFFTPのダウンロードはこちらから
僕はWindowsを使用しているのでFFFTPを利用しました。
FTPを使ってサイトの情報を変更する
インストールしたFTPをサイトの情報を変更します。
僕の場合、FFFTPを使用したのでFFFTPを使った方法をご紹介します。
FFFTPを起動したら、
新規ホストを押す
→ホストの設定 内に必要事項を入力してOKを押す
の順で進んでください。
ホストの設定名 : 任意でOK(僕の場合はhetemlサーバーなので分かりやすくhetemlにしました。)
ホスト名(アドレス)、ユーザー名、パスワード : 各レンタルサーバーごとに異なるので、ご契約されているレンタルサーバーの Q&A 内のFTP接続方法などから確認しましょう。
それ以外の項目 : 空欄でOKです。

問題なく新規ホストが出来たら、新しくできたホストを選んで接続を押しましょう。
接続が出来ると左右にウインドウがある画面が立ち上がります。
左側がローカル(ご自身のパソコンデータ)
右側がサーバー(WEBサイトデータ)
になります。

wp-contentフォルダ、wp-config.php、wp-config.php.orig(これは無い方もいるかも知れません)、.htaccess以外を全て左のローカルから右のサーバーへドラック&ドロップで上書きします。
厳密には、僕の場合はwp-contentフォルダ、wp-config.php、wp-config.php.orig(これは無い方もいるかも知れません)、.htaccess以外を全て削除してから、ローカルのデータを全てドラック&ドロップでサーバーにコピーしました。
この時、注意してほしいのが、必ず全てきちんとデータを移すことです。
僕もそうだったのですが、ネットワーク通信やPCの状態によっては、データのアップロードが途中で失敗、中断することがあります。
その際は、必ずアップロードできなかったファイルをきちんとアップロードしてください。
僕の場合は、何回か小分けにフォルダやファイルをアップロードすることで、上手くいきました。
全て完了したら、自身のサイトにログインしましょう。
僕は出ませんでしたが、Ver.によってはWord Pressのデータベース更新が促されることがあるようです。
その場合には、指示に従ってデータベースの更新をしましょう。
これで、Word Pressが以前のVer.に戻っている(ダウングレードできている)はずです。
文字にすると長いかも知れないですが、やり方さえ知っていれば作業は簡単ですよ~♪
まとめ
今回はWordPress 5.1.1を5.2に更新してトラブルが起きた際の、簡単に戻す方法(ダウングレード方法)を解説してきました。
いかがだったでしょうか。
何度も書きますが、ダウングレード作業をする際には、必ず何らかの方法でバックアップをとってから作業するようにしましょう。
また、僕も今回のことで身を持って体験したのですが、作業をしない時にもバクアップは小まめにとるようにしましょう。
今回の記事が僕と同じようなことでお困りの方のトラブルを解決する手助けになれば嬉しいです!
自分のサイトは大切な資産です。
僕は今回のことが良い経験になりました。
バックアップはしっかり行うようにしましょうね♪