
どこのコミュニティに居ても絶対に出会う機会がある怒っている人、出来る事なら近づきたくないですが、お客様だったり、上司だったり、職場の同僚だったりといった絶対関わらなくてはならない場面もあるかと思います。そんな時、出来る事なら穏便に対処していきたいもの。
今回は、元市役所職員として、市民の皆様のクレームを一身に受けてきた僕が怒っている人の対処法をご紹介したいと思います。コツは3つだけです。
いつものように先に答えを書いてしまうと、座らせる、内容を書き出す、反論しないで聞くになります。
目次
関わらないで済むなら関わらない

そもそも関わらないで済むなら、怒っている人に関わる必要はありません。
怒っている人に構っても、あなたが消耗するだけですからね。もしできるなら一番良いのは相手を放っておくことです。
ただし、そうもいかないのが社会人の辛いところ。
僕の場合は、当時、市役所に勤務していたので、ストレスを全力で貯めた市民の方々が怒鳴りに来るなんてこともザラでした。
そんな市役所生活を送る中で気付くことのできた、怒っている人の対処法を3つのコツの観点からご紹介していきますね!
怒っている人の対処法 コツ3つ
<元市役所職員直伝>

座らせる
怒っている人を座らせましょう。そして、自分も同じテーブルに着くか、相手と同じ目線になるまでしゃがんで視線を合わせてあげましょう。
嘘かと思うかもしれませんが、これはとても効果があります。
人間は立っているときよりも座っているときの方が楽な態勢ですので、リラックスして冷静になれるものです。怒鳴って怒っている人は、ヒートアップして感情的になっているので、立ち上がっている人がほとんどだと思います。
まずは、相手を座らせることで少しでも冷静さを取り戻させましょう。
内容を書き出す
怒っている内容を、相手に見えるように一緒に書き出していきましょう。
こうすることで、相手自身が怒っている内容を冷静に整理することが出来、解決策を見つけやすくなります。怒っている人も、大なり小なり理由があって怒っている人がほとんどです。それなら、怒っている理由を解決できる方向に持って行ってあげましょう。
また、一緒になって解決してあげているのだと相手に認識してもらえ多少なりとも仲間意識を持ってもらえます。怒っている人の対応をしていて疲れるのは、相手に敵としてみなされて攻撃されてしまうからです。敵ではなく、仲間だと認識してもらうことで、あなたへの攻撃は軽くなるはずです。
反論しないで相手の話を聞く
反論しないで相手の話を最後まで聞いてあげることも大切です。
人間は話すことと聞くことを同時にこなすのは得意ではありません。自分の話の途中で意見されるのは嫌なのです。まずは、あなたが聞き手になって話を全部聞いてあげましょう。
それと怒っている人は、とにかく自分の辛さを分かってほしい、ただ不満をぶちまけたい、ただストレスを吐き出したいという人もいます(実際かなり多いです)。
残念ながら彼らは内容を話して問題解決したいから怒るのではなく、怒ることそれ自体が目的でストレス、不満の発散になっているのです。
それならば、反論はいったん飲み込んで、ひたすら話を聞いてあげましょう。頭の中では、帰宅してからやりたい事や夕食のメニューのことなど好きなことを考えていてもいいので、うんうんと頷いて共感しながら話を最後まで聞いてあげましょう。
誰かに話して共感してもらうことで、気持ちが楽になるということは普通の人でもあると思います。怒っている人も同じです。話を聞くことで楽になるなら、ほんの少しだけあなたが大人になって話を聞いて楽にしてあげましょう。
嵐が過ぎ去るまで、待っていれば過ぎる嵐です、あなたが無理に立ち向かう必要なんて全然ないのですから。
まとめ

今回は、どこのコミュニティにでもいる怒っている人に対する対処法を、元市役所職員だった僕が3つのコツの観点からご紹介しました。
繰り返しになりますが、怒っている人への対処法は座らせる、内容を書き出す、反論しないで聞くの3つになります。
一番良いのは関わらないことですが、社会人をやっていると避けて通れない時は絶対にあります。そんな時、少しでも穏便に場を収めるために、ぜひ参考にしてもらえると嬉しいです (*`・ω・)ゞデシ